2月24日の記事
2015年02月24日
給食コーディネーター at 09:57 | Comments(0) | 塩尻 農家物語
「今年は、大根少し取っておくから使ってほしいんだけど」
「どのくらいあるんですか」
「どのくらいって言われても、さあ。逆にどの位使ってくますか?」
昨年暮れの給食事務所に訪ねていらっしゃった方とのやり取りである。
えんじ色のコートがよくお似合いで”素敵ですね”と声をかけさせていただくと
「娘がね、買ってくれたのよ。出荷していく時に着たらいいんじゃないかって」
と笑顔を見せていただいた。
何気ない会話の中から、チラリとこぼれる昔話。
「若い頃は、夜なべしてレタスの箱の釘を打ったんです。眠くてねえ、まっすぐ打てないですよ。箱がないと次の日困るからどうしても作らなきゃいけないしねえ」
釘?。
レタスの出荷を始めたころは、段ボールではなく木製の箱に入れたのだそうです。
前日に組み立てて、翌朝収穫して木箱に収め、自転車に箱をくくり付けて駅へ持っていく。
列車にレタスをのせ出荷し、届いた書類で価格を確認する。
「あのころは、マルチじゃなくて直植えだったです。そのうちに出荷する仲間が増えて、みんなで車買ったんです。」
協同でレタスの出荷が出来るようになって、その頃レタスを取り扱っていた洗馬に出荷できるようになってと、発展していったようすがわかります。
「私も、41歳の時に免許を取ったんです」
「いろいろとやったんですよ。牛もやったし、おじいさん(ご主人)が会議であちこちいかなきゃいけない時は、車の運転が必要だったから。夜中まで動いてた。子供も使ってね、箱(出荷用の段ボール)を組み立てると手間賃(アルバイト料)だして。きれいに高く積み上げてくれてねえ」
ええっ!!すごいバイタリティですね。
その時は大変だったかもしれないけれど、その免許があるから、今おこずかい稼ぎの出荷ができるんですね。
「うふふっ、そうですねえ。」
会話の中で、何度か椅子に座ることを進めてみたが
「すぐに行かなきゃいけないです」と言いつつ会話は弾む。
その後、大根は年末まで出荷日ていただく。
ご苦労様でした。
「どのくらいあるんですか」
「どのくらいって言われても、さあ。逆にどの位使ってくますか?」
昨年暮れの給食事務所に訪ねていらっしゃった方とのやり取りである。
えんじ色のコートがよくお似合いで”素敵ですね”と声をかけさせていただくと
「娘がね、買ってくれたのよ。出荷していく時に着たらいいんじゃないかって」
と笑顔を見せていただいた。
何気ない会話の中から、チラリとこぼれる昔話。
「若い頃は、夜なべしてレタスの箱の釘を打ったんです。眠くてねえ、まっすぐ打てないですよ。箱がないと次の日困るからどうしても作らなきゃいけないしねえ」
釘?。
レタスの出荷を始めたころは、段ボールではなく木製の箱に入れたのだそうです。
前日に組み立てて、翌朝収穫して木箱に収め、自転車に箱をくくり付けて駅へ持っていく。
列車にレタスをのせ出荷し、届いた書類で価格を確認する。
「あのころは、マルチじゃなくて直植えだったです。そのうちに出荷する仲間が増えて、みんなで車買ったんです。」
協同でレタスの出荷が出来るようになって、その頃レタスを取り扱っていた洗馬に出荷できるようになってと、発展していったようすがわかります。
「私も、41歳の時に免許を取ったんです」
「いろいろとやったんですよ。牛もやったし、おじいさん(ご主人)が会議であちこちいかなきゃいけない時は、車の運転が必要だったから。夜中まで動いてた。子供も使ってね、箱(出荷用の段ボール)を組み立てると手間賃(アルバイト料)だして。きれいに高く積み上げてくれてねえ」
ええっ!!すごいバイタリティですね。
その時は大変だったかもしれないけれど、その免許があるから、今おこずかい稼ぎの出荷ができるんですね。
「うふふっ、そうですねえ。」
会話の中で、何度か椅子に座ることを進めてみたが
「すぐに行かなきゃいけないです」と言いつつ会話は弾む。
その後、大根は年末まで出荷日ていただく。
ご苦労様でした。
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