ブドウ樹園地より

給食コーディネーター

2014年11月26日 10:04

すっかりと、秋も深まりブドウ畑の葉っぱは消え、空が見渡せるようになってきました




必要な物だけを剪定して房を作るという工程をした結果、今年は沢山房が付いたとのことです。


が、夏の長雨で日照不足などと気象条件が整わず、糖度が思う様に上がらなかったとおっしゃっている方が多いですね。

取り残した房を切り取り 処分している樹園地にお邪魔しました

勿体なく思い
房をつけっぱなしにしておけば、干しぶどうになるのでは?それを売るってのはどうですか?
と、素人考えをぶつけてみました。

「そりゃあダメさ。木が弱っちゃうから。病気の心配も出てくる。」
「切り落とした房だって、ここ(地面)に落としておいたらダメなんだよ。穴掘って埋めなきゃ」

やはり、そのままにしておくのは樹園地を健全にたもつのには、良くないことなんですね。


それじゃ、早くに売っちゃえばよかったんじゃないの
と、コーディネーター1年目の年は思ったのですが、今は少し知識がついています。

売りたいからと言っても、売れるものではありません。
特に加工用のブドウは、売り先のタンク(加工するために果汁をためるところ)がいっぱいになってしまうと出荷終了になってしまうのです。


惜しい!!
と、毎年のことながら思ってしまうのです・・・

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